いるねすのブログ

働きたくない系SEが無駄に遊んだ記録

Hyperledger Fabric と戯れる part.6

Commercial Paper Tutorial (つづき)

前回に続き、 Commercial Paper チュートリアルをやるにあたり Developing Applications ドキュメントを読む作業を続ける。

hyperledger-fabric.readthedocs.io

hyperledger-fabric.readthedocs.io

アプリケーション

hyperledger-fabric.readthedocs.io

前回 ChainCode 側を実装したので今回は Client 側となる。

該当ディレクトリは commercial-paper/organization/magnetocorp/application あるいは commercial-paper/organization/digibank/application となる。 diff -r すればわかるが、これら2つは殆ど同じだけど色々違う。

既にクライアントアプリの書き方は Writing Your First Application チュートリアルで理解しているが、ここではその基本フローとして以下のように定義されている

  1. Wallet から Identity を選択
  2. Gateway に接続
  3. 目的のネットワークにアクセス
  4. ChainCode に対するトランザクションリクエストを作成
  5. ネットワークにリクエストを送信
  6. レスポンスを処理する

ところで、解説では papernetConnection.yaml の中身を説明してるが、スクリプトは実際には Basic Network と同等の構成の networkConnection.yaml を使用している。じゃあ papernetConnection.yaml は何なのって話だが、どこにも使われてないっぽい。説明中や papernetConnection.yaml にある設定内容はネットワーク構成等をながめても何処にも反映されてないし、そもそも解説中の connectionProfile.yaml というファイルも存在しない。

API

hyperledger-fabric.readthedocs.io

なにも書かれていない。何なんだ。

アプリデザイン要素(?)

hyperledger-fabric.readthedocs.io

ここにきて更にページ数が増される。正直前2ページあたりからボロボロなのでかなり流し読みである。

なおここらへんに書かれている事はサンプルリポジトリには一切含まれていない。

Commercial Paper Tutorial

ということで Developing Applications は読み終えたのでサクっとやっちゃう。

Create network

やっぱり basic-network (1 org, 1 peer, 1 orderer) をつくってる。各社ごとに org 作ってそうに見えるドキュメントだったのに非常に残念である。

Working as MagnetoCorp

途中で ./monitordocker.sh を実行しているが、gliderlabs/logspout というコンテナを起動しているだけの模様。 logspout って何だよと思ったが、複数の docker log をまとめてくれるものらしい。超便利。

それ以降

あとはこれまで読んだ内容通りなかんじであった。

今日はここまで

すっごいグダグダであった。そして基本的なところはこれでもう問題なさそうなので、次回はとりあえず何か作ってみようと思う。