いるねすのブログ

働きたくない系SEが無駄に遊んだ記録

widen-window-modeが動かなくなったのでgolden-ratioを導入

widen-window-modeってのがあって、とても便利だったんだけど Emacs24 では何か上手くいかなかった。 なにやら最近の流行りはgolden-ratioらしい。黄金比とかロマンだよね。黄金長方形!黄金の回転!

ということで前回同様 M-x list-packagesして golden-ratio をインストール。

;;==============================================
;; widen-window
;;==============================================
(require 'golden-ratio)
(golden-ratio-enable)

ちなみにどこらへんが黄金比なのかはサッパリわからん。

Emacs24 + elscreen

FreeBSD 9.1のEmacsはデフォルトで24なので、ついに俺も本格的にEmacs24環境にしてやるかと思いたった。 だいたいのelispはそのまま24でも使えたけど、elscreenは何か上手くいかなかった。

Emacs24からはM-x list-packagesとかすることでelispパッケージを選んでダウンロード、インストールができるらしい。 ということで、こいつを使って導入してやることにする。

まずはlist-packagesを使えるようにする。ついでに、デフォルトのパッケージリポジトリ?だけだとあまりに貧弱というか、ろくすっぽ使えるものがないので、melpaとかいうサイトを追加する。

(require 'package)
(package-initialize)
(add-to-list 'package-archives '("melpa" . "http://melpa.milkbox.net/packages/") t)

読んでやったら、M-x list-packages する。ずらーっとインストールできるパッケージがリストアップされるので、そのなかからelscreenを探してやり、Install を選択。勝手にダウンロードしてパスが通る。 あとは~/.emacs.el (Emacs24的には、~/.emacs.d/init.el のほうがよろしいらしいけど)に書き込んでやる。

;;==============================================
;; elscreen
;;==============================================
(elscreen-start)
(setq elscreen-prefix-key "\C-z")

無事動いてハッピー。パッケージまわり便利になったなぁ。

Linuxのバイナリ互換を有効にして、Flashプレーヤーを使えるようにした

ニコニコ動画が見たい。でもFlash PlayerはFreeBSD向けバイナリなんて配ってくれていない。これだからプロプラエタリなソフトウェアは・・・とかガッカリしてたが、どうもFreeBSDLinuxのバイナリ互換機能ってのがあるらしい。カーネルのビルドが必要みたいだ。

たかだかFlashのためにカーネルのビルドまでするのは屈辱的だが、まあどうせ、いずれ他のバイナリなんかも使いたくなってくるだろうし、遊びもかねてやってみる。

なにはともあれカーネルビルド。まずは設定

cd /usr/src/sys/amd64/conf
cp GENERIC LINUX_COMPAT
vi COMPAT_LINUX

コピーした /usr/src/sys/amd64/conf/LINUX_COMPAT の適当なところに追記

options         COMPAT_LINUX32          # Compatible with Linux

あとは普通にビルドして再起動

cd /usr/src/
make buildkernel KERNCONF=COMPAT_LINUX
make installkernel KERNCONF=COMPAT_LINUX
reboot

これでLinuxのバイナリ互換ができるカーネルが出来上がった。お次はflashplayerをインストールする

portinstall www/nspluginwrapper www/linux-f10-flashplugin11
nspluginwrapper -v -a -i #各ユーザ毎に1回だけ実行する

あとはブラウザを再起動するだけ。無事にニコニコ動画も見れるようになった。 にっこにっこにー!

FVWM2のFvwmTransFocusでMPlayerが透けないようにする

※すげえ雑なHackなので、他の環境では上手く動かない気がしてならない

fvwm2をつかってて、窓を透過させるのにFvwmTransFocusを使ってる。ただコイツは何でもかんでも問答無用で透過させちゃって、大変イケてない。たとえばMPlayerで動画を再生しても、その窓まで透過してしまうわけだ。正直困る。

ということで、ソースを覗いてみた。コメントで、透けさせるかどうかを制御するには ignoreWindow() を編集してね、とか親切に書いてあるのでそこを編集する。

/* Ignore apps for watching TV */
num = !strncasecmp(class.res_class, "xawtv", 5)
   || !strncasecmp(class.res_class, "tvtime", 5);

とかあるので、末尾に !strncasecmp(class.res_class, "mplayer", 5) と追加してやる。が、動かない。

なんかどうも class.res_class が正しくとれてないみたい。なんでか調べたら、その上の XQueryTree() で子ウインドウが1以上取れてるせいで return 0; しちゃってる。 どうもどのウィンドウもみんな14こくらい子窓が開いてて、 children[num-1] が本来欲しかった窓になってる模様。 なんかコメントにもそれっぽい事を書いてはあるが、よくわかんないし何でそのままにしてるのかも謎。

とにかく自分の環境では、 ignoreWindow() にきたウィンドウIDの子ウィンドウリストの末尾に XGetClassHint() してやれば上手くいくので、もう面倒だし決め打ちでロジックを書いてしまった。

それがこれ。

暇があったら他でもちゃんと動くか調べて書き直そう。

SLiM導入

startxも味気ないので、そろそろグラフィカルにログインできるようにする。

WMはfvwm2を使ってて、ログインするのも軽くてシンプルなのがいいなと思ったのでSLiMを入れることにした。

portinstall x11/slim して、/etc/rc.conf に以下を追記。

slim_enable="YES"

あとは再起動すればSLiMが起動するんだが、その前に ~/.xinitrcshebangを書き忘れてログインできなくなる罠に嵌った。

#!/bin/sh
export LANG=ja_JP.UTF-8
export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export GTK_IM_MODULE=uim
export QT_IM_MODULE=uim
exec uim-xim &
export XMODIFIERS=@im=uim
exec fvwm2

先日のUIMの設定も含めて、これが今の .xinitrc

mDNS(avahi)導入

MacOS Xなんかだとデフォルトで hostname.local とかで名前が引ける。

会社なんかはともかく、自宅LANなんかではDNSの用意なく、IPアドレス直打ちみたいな事もしないで良く、とっても便利なので、家にあるマシンは基本的にみんなmDNSを導入してる。 ということで新しく動かしはじめたFreeBSDもmDNSで名前を引けるようにした。

参考: http://d.hatena.ne.jp/faw/20060601

portinstall net/avahi dns/nss_mdns して、 /usr/local/etc/avahi/avahi-daemon.conf を編集。

host-name=kotori
domain-name=local

もちろん、この設定は /etc/hosts なんかのホスト名・ドメイン名の設定とあわせる。

で、/etc/rc.conf に以下を追記。

avahi_daemon_enable="YES"

/etc/nsswitch.conf を編集。

hosts: files mdns dns

再起動してみて、pingが通るか試す。通ったのでOK。

我が家のホスト名の命名規則は二次元美少女の名前。だいたいその時一番好きな子を使う。ということで今はラブライブ!のことりちゃんである。あの高音がたまらんのである。萌えーである。

sshで接続するのが遅すぎるのを改善

最近手を焼いてるFreeBSDマシンへのsshログインがすごく遅い。接続開始からパスワード入力までに10秒20秒平気で待たされる。 何が悪いんだとwiresharkでパケットを覗いてみたら、何のことはない、DNSの逆引きが失敗してるだけだった。

そもそもウチの貧弱なネットワーク環境にDNSなんて大層なものはなく、名前はもっぱらmDNSでどうにかしてるだけなので、逆引きなんてことはしないでよろしい。

ということで /etc/ssh/sshd_config を修正。

UseDNS no

あとはsshdを再起動しておしまい。